腸閉塞（イレウス）再発～父の入院記録１日目

４月５日に隣に住む私の母が大阪から戻った事を記事にしました。
その後、食欲が無く体調が良くなかった母。それに加えて風邪までひいてしまい。。
いつもの「父への不満」爆発状態。ﾄﾞﾖｫｫ─(lll-ω-)─ｫｫﾝ…
内心「そんな風にお父さんの事言うなよ～・・・」と思いつつ、「体がしんどい時は仕方ないよね。」(´・ω・`)
なんとか母の気持ちの部分で元気が戻るようにと祈りながら食事を作って届けたりしていました。
そして、母の体の事。。ものすごく心配でした。
しばらくの間家事をお休みして休養してくれた母が少し元気になってくれたと思ったら。。。
なんと！父が入院してしまいました。。。

旧ブログからお世話になっているブロ友さん達はご存じかと思いますが、父は２年前に「正常圧水頭症」という脳の病気を患い、その後「腸閉塞（イレウス）」を２度経験しています。
腸閉塞は、非常に再発しやすい病気だそうですが、幸い再発もなく脳の病気も完治し、２年間今まで元気な父でいてくれました。

つい一昨日の夕方、普段と変わらぬ元気な父と軽く会話を交わしました。
その翌日、母から「昨日の夜食べ過ぎて腹が痛いって寝てるよ。」という話を聞いていました。
そして今朝「病院だわ。また腸閉塞だ。」と・・・・
慌てて父に会いに行くと、信じられない位やつれた表情。。脱水症状を起こしていたのかな。
お腹の痛みと、さらに夜中に嘔吐があったらしく、声まで枯れてしまっていました。
それでも冗談を言って明るく振舞う父。
２年前の「あの日」のように、親子３人で同じ病院へ向かいました。
「こんな所に線路があったんだ～。」「へぇ～ここは川があるんだね。」認知症状が強く、自分が居る場所さえわからなかった２年前の父。エアコンの風が出る所に車のキーを差し込もうと悪戦苦闘していた父。。
「あの時は大変だったよねぇ。＾＾」そんな話をして笑ったり、いつものように小さな事で言い合いになる２人を怒ったりしながら（笑）複雑な気持ちでハンドルを握っていました。

２人を病院まで送り届け、子供達が帰ってくるので１度帰宅。
再度病院へ。
以前２度腸閉塞を患った時は、絶食と輸液の点滴だけの治療でしたが、今回は「イレウス管」という腸に貯まったガスや腸管内容を鼻から排出させる管をつけての治療が行われていました。
・・・可哀想・・・（泣）
父は、普通に会話し「喉の違和感が・・・」程度に話していましたが、後から調べてみるとイレウス管を挿入する時、その後もかなり壮絶な痛みや苦しさが伴うそうです。
父。我慢強すぎます。

今回の腸閉塞。父本人は、「普段から食べる量を少なめに気を付けているのに、あの日だけは食べ過ぎたから。」と言っています。それだけでも充分な原因として考えられますが、今日行われた検査の結果はまだ出ていないので、本当の原因はまだわかっていません。
１日も早い回復をただただ祈るばかりです。

久しぶりに旧ブログの記事を読み返しました。
２年の歳月の中で、私は父の本当の優しさや人柄を沢山見つける事が出来ました。
そしてあの頃は出来なかった嘘の無い笑顔で、父と話が出来るようになりました。
「親孝行」なんて立派な事は出来ないけれど。。まだまだ元気で側にいてください。
明日の朝、また父に会いに行って来ます。

関連リンク
腸閉塞ってどんな病気？
腸閉塞についてわかりやすく説明されているサイトです。